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「約束のかまぼこ」

上越市の魚住かまぼこ店作業写真

直江津にある「魚住かまぼこ店」の拘りは凄い。現在多くの工場が大量生産可能なカッターを導入する中で昔ながらの石臼練りを貫く。そしてじっくり仕上げた素材を中温の坐り部屋で一晩も坐らせて熟成させるというから驚きだ。今回は上越市外からも評価が高いこの会社の魅力を取材した。
約4年前、(一財)上越市環境衛生公社は上越市内では稀な「食の事業継承」を行った。 「男の約束を貫くのは容易じゃないねぇ」と、当時を振り返るのは現代表取締役の田村氏。今思えば地域貢献の次元を越えていたと笑顔でつづける。「しなやかな歯切れの良さ」「好ましい香り」「きめ細かい身肌の色沢」「食味の旨さ」「見た目の美しさ」など、五感で感じることのできる美味しい蒲鉾を目指すと誓い、事業継承を名乗り出た田村氏が、先代に大量生産可能なカッターは導入しない、石臼練りを守ると約束したという。文化の継承は大量生産・大量消費の中にはなく意思の疎通にあるという。田村氏が見たい未来のための約束は、人が「一生涯楽しめる蒲鉾ブランド」を目指し次世代に受け継がれていくだろう。

上越市の魚住かまぼこ店の石臼写真

上越市の魚住かまぼこ店の石臼写真2

上越市の魚住かまぼこ店作業写真2

上越市の魚住かまぼこ店作業写真3

上越市の魚住かまぼこ店外観写真